「日記」カテゴリーアーカイブ

嗜好品を嗜みすぎる

というわけで。
人生で何度目かの断酒を昨日から決行。
寝覚めが良いです!
飲みたくなったら珈琲を。
すこし落ち着く。
珈琲も、まぁ酒ほどではなきにしもそんなに良いものではないのですが。
正月明け、叔父さん(20代で鬱を発症)が、アルコール依存症で遂に入院。
病院に行く前の姿は、なんというか痛々しかった。
あんなにかっぷくがよかったのに、別人のように痩せて。
身体はぶるぶる…というよりはがたがたと震えてて、
電話のプッシュもうまくできない様子。
『がんばってね』というのがせいいっぱいでした。
これから辛い治療が待ってるのですよね。
ま、そんなこんなで思うところありましたよ。

格言。

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浅野いにおさんの漫画『おやすみプンプン』の作中での
雄一おじさんの台詞
『人生山あり谷ありモハメド・アリだぜ!!』
というのが、なんとも自分的にグッときまして。
あのコマ割り…ページ進行…。
ときどき想い出してはウッとなっていたので。
格言として、自宅デスクの前に掲げることにしました。
写真の通り。
隣に貼ってあるのは、『スラーヴ』北九州公演のときに
天野(天街)さんから頂いた『美藝公』のコラージュのコピー。

ご無沙汰

引っ越し→PMSの怒濤の日々を終え、
なんとか生きています。
『イスラーム主義とは何か』という本をぼちぼち読んだりしてます。
曰く、「イスラム原理主義」とは「原理主義者」とされる人々が
自ら名乗っている自称ではなく、蔑称に近い他称なのだそうで。
そういえば現在「部落」といえば「被差別部落」という印象が強いけれど
「部落」という一般名詞はもともと集落のような意味のもののはず、
と知人と話したりしました。
日本語に限らず言葉の含む意味合いについて
もすこし意識的になりたいものです。

ブタがいた教室

観てきました@シネプレックス熊本。
作中でも何度も言われていた通り、
何が間違っているとか正しいとかの問題ではないし。
『食べる』『食べない』どちらの言い分も理解できる。
ある特定の立場にたつーfrom point of view、ということを感じさせる
原点のようなものですね。
これが、イスラム教徒だったら簡単な話。
『食べない』。
理由は、正しくないから。
なぜ正しくないかというと、コーランによって禁じられているから。
***
from point of view ということは、なんにでも当てはまり。
動物愛護者も、フェミニストも、ベジタリアンも。
何かの原点に立ち戻るということはそういうこと。
私たちは日本人で、豚を家畜として食することに大半の人は抵抗がない。
愛玩動物と家畜は違う。
それに線引きを、許されているわけではないけれど。
やっぱり、それが『文化』ということになるのでしょうか。
***
あ、ネタバレになりますけど。
そっちのラストにもっていくなら、きちんと「食べる」ところまで見せて欲しかったなぁ。
食肉センターに送る、とかじゃなくて。
きちんとさばいて食卓に乗せるところまで。
残酷だと思いますか?
でも、誰かがやってくれているおかげで、
私たちはお肉を食べることができるのです。

さよならばいばい

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というわけで、
はたして今の私に引っ越しなんて面倒くさいことができるのか。
という不安と懸念でいっぱいの日々は過ぎつつ
当日を迎えました。
両親・おばちゃん・業者のうつのみやさん感謝。
5年間たまったものどもを運び出して、からっぽになった部屋。
今までありがとー。
と、とりあえず写真とる。
5年前の引っ越しの日に、おばちゃんが
『まぁ5年も6年もいるわけじゃないんだし』
と言っていたことを今でも鮮明に覚えてます。
5年も、いたね。

退去準備

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引っ越しします。
…同じ町内に。
今の部屋から徒歩5分のところなんですが。
それでも、引っ越しは引っ越し。
準備を進めてますが、
あーなんてものが多いんだろう。
5年分のわたしのなんやかんや。
振り返ってみると辛いことが多かった気がする、この5年間。
退去にあたって寂寥感も特にないです。
大好きな部屋だったんだけどな。

引っ越し週間

ということで、けっこう長い間住んだ部屋を引き払うということで。
今週は引っ越し週間です。
なんだかすっかり身辺雑記的なこのブログですがご勘弁を。
きょうは母親が来ました。
私の引っ越しをサポートする気満々です。
***
でも、あれですね。
引っ越し準備って、1週間とかかけてぼちぼちやってちゃダメなんですね。
と気づく。
できれば一日二日で、きゃーっとやってしまわないと。
だらだらやってても進みませんね。
あ、あれまだ使うし。
とか、一度箱詰めした日用品を再び取り出したり…。
なんというか…何度経験しても、好きになれません!
引っ越しという行為。
今度の部屋には10年くらい、いやもっと住んでやろう。

新年会でした。

きょうは『リンコ』稽古始め。
で、稽古後、劇団石さんの新年会に混ぜてもらいました。
ばかみたいに3次会のラーメンまで行って、帰宅。
そうだ、カクテルバーなんてほぼはじめて行きましたよ。
丁度、村上春樹さんの『国境の南、太陽の西』を読み返していたので
島本さんという女性が作中でよく呑んでいた、ダイキリを注文。
あまー。
ジュースみたい。
おいしいー。
ものすごい度数なのに爽やかなのね、
カクテルは危険なお酒ですね。
楽しかったです。

新年早々

『TOKYO芝居探検隊ー小劇場ハンドブック』という本があります。
80年代の小劇場ブームを支えた週刊誌?『初日通信』
というところが編集している本です。
今はもう絶版なのかな。
おもしろいので、興味のある方は古書をあたってみてください。
ところで。
引っ越し準備がなかなかすすまないのは、
発掘した本とかをいちいち読んでしまっているからなんですが。
上記の本をあらためてぱらりとめくって、
『金が全ての世の中で、採算を度外視した行為、それが芝居だ。』
というでかでかとしたコピーを読んで、ちょっと凹む。
いやまぁ。
その通りなんですけど。
採算とろうと思ったら、チケット料金1万円とかになってしまいますけど。
本文を読んでみて、まぁ時代を感じました。
この本、初版が90年ということは、
まぁバブル絶頂の時代に書かれていたんでしょうか。
今や、やるほうも見る方も貧乏なんですよ。
全国民中産階級意識は、もうほとんど存在しないのではないでしょうか。
どうでしょう?
わかりませんが少なくともわたしのまわりではそうです。
こんな状況で芝居なんかやっていていいんだろうか。
こんな状況だからこそ芝居をやるんだろうか。
答えは風の中でし。
ぶろーうぃんいんざうぃんどです。
何いってんだ。

劇的。

みなさん『サブリナ』知ってますか?
5縲怩U年前やってた、海外ドラマ。
原作はコミックだそうですが詳しくは知りません。
で、この『サブリナ』。
私の好きなジャンルに『魔女っ子』と『アメリカのティーンエイジャーの女の子とかたくさん出てくるキラキラした青春もの』(長…ほかのいいかたはないんだろうか)
というのがあるのですが。
『サブリナ』はそれをふたつとも満たしていた作品で、
当時大学生だった私は、時間があえばみてました。
おもしろいんです。
サブリナは可愛いし。
ふたりの叔母の魔女とか、マスコットキャラの喋るネコとか、
同級生のいじわるな子とか、
頭弱そうで可愛いボーイフレンドとか。
設定もちゃんと押さえてるし、小ネタも笑えるよくできたコメディ、
だと思ってます。
で、この度DVDで見返していて。
うーん、ドラえもん的だなと思いました。
あ、ドラえもんも大好きです。
普通の女の子が魔法を使って、なんかよくしようと思ったら裏目に出てアクシデントの連続…最後はま、なんとかなる。
まぁ、こういう型のお約束的な。
だからこそ安心して笑ってみれるんですが。
***
『日常がすべてドラマティックになる』という魔法を使う。
という、回がありまして。
この回、特に気に入ってるんですが。
これ、なんでおもしろいのか、と考えてみて。
普段の回でいかに、キャラクターをキャラクターとして。
世界観を世界観として。
逸脱せずに描けているかが肝になってくるんだろうな、と。
だからこそ、日常の設定では起こりえないことが次々と起こる、
という『ドラマティックさ』が生きてくるんだろうと。
当たり前ですか。
でもこれ、各話完結の連続ドラマや連載漫画…とかでしか成立が難しい方法だな。
とか。
考えて、おもしろかったです。
そういえば、ドラえもんでもありませんでした?
日常がいきなりドラマティックになる話。
亀井さんに聴いてみたらわかりそう。
彼はFさん大ファンです。
まとまりのない記事ですが、この辺で。