オランジュリでワークショップ。【1】

6月に、ピーエス工業株式会社さんという企業の企画で、
第七がお芝居をすることになりました。
詳細は随時お知らせしていきますが。
演目は、『夏の夜の夢』。
会場は、ピーエスさんの持ちビルであるオランジュリという建物。
この建物は、熊本市内の唐人町にあるのですが。
外観は、昔 銀行だったという雰囲気をそのまま残して
中に入るとすごく現代的…というよりは近未来的に改装されてあって、
すごく素敵です。
ピーエスさんは、『室内気候』を追求する空調設備の企業さん。
オランジュリ内部も、独自の冷暖房システムが常時稼働していて、とても気持ちの良い空間になっていました。
お芝居の前段階として、この週末はオランジュリにて簡単なワークショップ。
ピーエスさんのスタッフさんにも参加して頂いて、
とても楽しい時間を過ごしました。
何より、こんなすてきなところでお芝居が出来るんだ、ということに
わくわくしましたよ。
良いものを作りたいです。
写真:ちょっとした寸劇を作りました。
シマオと、ピアノを弾くピーエスのジングウさん。
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宮崎『ヨムドラ!』終了です。

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というわけで、『ヨムドラ!』本番でした。
戯曲講座から生まれた作品を、九州の様々な劇団がリーディングするというこの企画。
第七は「風の薫る月には」 (作・森永明男)をリーディングさせて頂きました。
本当に色々と勉強させて頂きました。
上演された6つの作品は、どれも ここで生きている人たち の物語で
人が言葉を紡ぐことの尊さを、改めて実感する時間でした。
写真は、第七チームの演出・劇作家・キャストの集合。
作家の森永さんは、戯曲講座のメンバーで戯曲集を出されたり、積極的に活動されているようです。
是非ぜひDrinKで読ませて下さい、とお願いしたら快諾していただけましたよ。
たくさんの戯曲に触れていきたいです。

【演劇大学】第二ステージ開幕。

今日から演劇大学in熊本、第二ステージ開幕です。
一年ぶりに、演出家協会の理事、楽天団の和田さんともお会い出来て嬉しい。
今日は宮崎から来熊のこふく劇場・永山智行さんのワークショップ
『演技は「ある」』ものよ。「する」もんぢやないわ。」。
俳優向けのワークショップです。
スタッフとして覘かせて頂きましたが、
今までにない感じで。
観客(他の受講者)を目の前にして、一分間ただ「そこい居る」というのをやったのですが。
本当に、ひとによってはそれだけでいくらはらってもいいよ、っていうくらい素敵な「居かた」で。
ただいるだけで、その人の生き様を示しているんだなぁと思いました。
特に30代以上の俳優さんは、本当にいるだけでドラマになる。
うーん、続けてなんぼってことなのかもしれません。
明日からは、燐光群の坂手洋二さん・清水弥生さんの演出家向けの講座もはじまります。

山鹿に負けず、長洲も良いとこです

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会社の日々に戻りましたが。
長洲の消防署?には見張り台というのでしょうか、があります。
天野さんの「トワイライツ」を思い出す。
そういえば、
山鹿でのお芝居の中で王者館の曲がかかったのですが、
あれはすごかった。
一瞬にして場の雰囲気を変える。
曲が流れてきただけでぐっときました。

八千代座初体験について

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ということで、日曜に行った八千代座!!
ほんとに素敵なところでした。
客席、圧巻。
舞台裏はからくり屋敷みたいで。
大人から子供まで楽しめそう。
社会科見学でこんなところ来たかったな。
次はじっくり見学させていただきたいです。
と、「MISHIMA!」。
すごく面白かったです。
流山児さんのパワフルでシニカルで繊細な感じ、音楽、
天野さんの奇妙な美しさ、滑稽な悲しさ、
夕沈ダンスはさすがに揺さぶられるし、
七緒さんの丁寧さには脱帽。
3日間で作り上げたのかぁと、まさに感嘆(漢字違いますが)。
それから熊本の演劇人らしさ、が出ていた気がする。
短い期間で作るので、役者さんの人となりが余計に強く出るのでしょうか。
そういう意味でも、個性がまちまちで面白かった。
本も、好きでした。
どれだけ崩しても、残る雰囲気。
これが三島なのかと。
笑えるのにどこか切ない作品に仕上がってました。
次は、参加したいな。

山鹿日和

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演劇大学、
流山児さんと天野さんの「MISHIMA!」の会場、八千代座へ。
土曜から行きたかった…のですが図らずも残業。
日曜18時開演より3時間程早く着いてみたものの、
入口がわからず、入っていいのかもわからず、一時間ふらり。
その途中で見つけた駄菓子屋さん。
素敵でした。
でも、山鹿って意外と都会なんですね。
国道から一変、黄緑の田んぼに囲まれた細道はおぉと思いましたが。
バスで1時間ちょっとだから気軽に行けそう。

【演劇大学】八千代座最終日。

というわけで、発表の日。
この日も休憩もろくにとらず、とにかく稽古。
場面稽古、全体のシーンの稽古、踊り、そしてゲネ。
ゲネをやってみて、の感想はなんだか言葉になりません。
それぞれが、それぞれにやってきたことが、
こんなふうにひとつになるんだ、と。
それぞれのシーンを緩やかに、でもしっかりと繋ぐ夕沈ダンスも素晴らしくて。
わたしたち、すごいもの作ったじゃないか、と素直に思えました。
みんなのことが本当に大好きになる時間でした。
ゲネが終わったら、あとは本番。
緊張しましたが、これならきっと大丈夫、と思えましたよ。
流山児さんは、こんな感じで、もう少し作り込んで、
熊本で有料公演をしたいと思っているそうです。
天野さんも百人芝居がしたい、と言ってましたよ。
熊本でお芝居が生まれる環境が、こうして生まれて行くのか、
うれしいな、と 思いました。
***
はじめ合宿形式のWSということで、毎晩宴会なんだろうと思ってましたが。
蓋をあけてみれば、わたし 一滴も飲んでいませんでした。
部屋で台詞を入れているうちに寝てしまったり、とか。
自主稽古をしているチームもあったし、本当にストイックな合宿でしたよ。
いや楽しかったです。
またやりましょう。

【演劇大学】八千代座二日目。

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八千代座、二日目です。
とにかく朝から晩まで稽古。
場面稽古、踊りの稽古、場面稽古。
個人的に。
実は、キャストとして参加することになって、思いのほかせりふも多くて
この日は『台詞が…踊りが…』ということしか頭にありませんでした。
情けないのですが。
でも、広い八千代座をめいいっぱい使いながらの稽古。
色々夢のようでした。
***
お昼ご飯を、シニアチームのナガヤマさんとふたりで素敵なピザ屋さんでとったのですが。
ふたりとも、もぐもぐ食べながら一言も会話せず台本を読んでました。
それも良い思い出です。
写真:ステージから。
真ん中が我らがチーム主役のニシヤマくん、15歳。
右端にちっさくいるのが天野さん。