第七主宰者の、引っ越しをお手伝い。
男女6人がかりで。
この方の引っ越しを手伝うのは3回目くらいかなぁ。
とにかく、モノが多い。
そのほとんどは、本とCD。
おびただしい。
必ず、運び出す前にみんな遠い目になるよ。
なにごともほどほどが…などと思ってしまった。
『モノは壊れる、人は死ぬ』
でも、久々に身体を思い切り動かしてちょっとスッキリもしたのでした。
月別アーカイブ: 2007年6月
キノコサイタ
抜粋リーディング
ふとリーディングについて考えたので。
戯曲まるまる1本、だと、役の制約があると思う。
それが自分に合わずとも、その役が決定する人物像がある。
だから、その中でどうするか、ということになる。
でも抜粋だと、その役の求めるものが
果たしてどんなものなのかがわからないことが多い。
それはそういうもの。
その区切られたテクスト内でどれだけ面白くできるか。
戯曲全体を通したらまるで違う、という風になるかもしれない。
でもそれはそれで、そのシーンが面白ければいいんじゃないか。
そのシーンの中でそのキャラクターが生きれば。
大切なのはメンバーとの意識共有かな。
誰、が読むのかということが、
抜粋リーディングでは大きな意味を持つ。
男か、女か、いくつくらいか、優しそうか、落ち着いているか、などなど。
演技力とかそういうの抜きに、「自分」を試されている気がする。
抜粋は単純に縮小版じゃないので、やっていてとても勉強になります。
さつえい
DrinKでした。
きのうは、月に一度のDrinKの日でした。
今回は、わざわざ福岡から参加してくださった方もいて、
いろいろ新鮮でした。
読んだのは
・ロミジュリ
・街角の事件(別役実)
・この藍、侵すべからず(長谷基弘)
・クラムボンが笑った(別役実)
ロミジュリはウォーミングアップとして。
毎回のように読んでますが、
読む人が違うとまた全然印象が変わるのですね。
おもしろい。
例によって決闘のシーン。
ウットリしてるロミオとか、
刺されてもなかなか死なずに延々喋ってる
マキューシオとか、
つくづく心得た戯曲ですよ。
いや、心得た抜粋というべきか。
抜粋されたのは長谷さん・伊藤さんです。
さすがですね。
やっぱり、リーディング向きかそうでないかというのは
歴然としてあると思うので。
いくら良い本でもですね。
ちゃんと考えてやっていきたいです。
実家
嶋生です。
実家にちょっとだけ帰ってきてます。
久しぶりに親とちゃんと話すと面白いものです。
着実に時間は流れているんだなぁと思います。
浦島太郎。
近場の日常も、少しずつ少しずつ、
見えない速度で色んなものが変わっているのです。
気づいたら変わっていた、の面白さも素敵。
だけど変化を捉えながらいなければならないものも。
きちんと目をこらしていなくては。
変えていく意識も、持って。
ベジェ
bonyari bonyari
雨、雨。
『チョーク』が終わって、オリザさんのオーディションが終わって
なんだかぼんやりした一週間でした
しなきゃいけないことはたくさんあるのに
手につかない感じで…
だめでした。
次々に気持を切り替えていかないとですね。
公演終了
ご来場、お力添え、本当にありがとうございました。
一つ終わると息切れしそうになりますが
先へ、つなげることが大事なのだと思います。
舞台は一瞬。
その時だけのもので、
そこにかけるエネルギーはそこで燃え尽きるように。
けれど劇団は一つの公演のためだけにあるのではありません。
公演前は、とにかくその舞台にのみ力を注ぐのだけれど。
ということで会議+会議。
これからもどんどんです。
怒濤の週末
先週末は、第七の公演『チョーク』。
同じ日程で、青年団プロジェクト公演『隣にいても一人-熊本編-』
出演者オーディションも行われました。
私はこの『隣』企画の、熊本側の制作もさせて頂いていまして
(演劇人協議会スタッフとして、ですね)
週末は、第七は任せて、オーディションについておりましたよ。
いやぁ、こんな色々な想いを一度に経験したことは
なかったです。
本当に貴重な日々でした。
とても刺激になりましたよ。
最終審査のレベルの高さはすごかったなぁ。
オーディションなのに普通におもしろかった。
キャストも、きっと誰がきいても納得、という
ひとたちに決まりました。
さぁ、良い公演にしますよ。
オリザさんに、バゲットをごちそうになりました。
そんな週末でした。