稽古場にて『夏の夜の夢』稽古です。
いしはらとシマオがすごいことになってます。
おもしろいなぁ。
しかし、あんなおしゃれな建物で、こんな芝居していいのかなぁ。
シマオには是非『ルナティック雑技団』を読んで欲しい。
そして愛咲ルイの精神を。
私は、またイサワに髪を切ってもらいました。
思った通りの髪にしてくれます。
いつもありがとう。
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暗記暗記
劇作と演出
夏の夜の夢、のこと。
『夏の夜の夢』は、シェィクスピアの作品の中でも好きな方です。
馬鹿馬鹿しいのはまあ…お家芸なところもあるので、あれですけど。
劇中劇をみせられる恋人たち、それを包括的にまた観せられる観客(我々)
という構図とか、すご上手く出来ていると思います。
よく読むと、時間の経過が少しおかしいのとかにも気づくし。
妖精の王女様がロバの化け物にほれるところとか、単純に笑えるし。
松岡さん訳のあとがきには書いてあったんですが、
そのテキストでは初演は串田和美さんが演出されたそうで。
観てみたかったなぁ。
どのようにも崩せそうで、でも本質は失わないような、そんな素晴らしい作品になれる
おおもとの作品、ってすごいです。
今回我々がやるのは30分程度の抜粋でして。
抜粋も腕の見せ所ですからねぇ、がんばらねばです。
写真:オランジュリにて稽古風景。
逍遥さん松岡さん。
オランジュリにて稽古。
プレゼント
夜の電車。
通路向かいの席に、一升瓶を持った白いジャージのおじさん(明らかに酔っぱらい)。
怖いなーとか思ってしまいつつ、電車は出発。
しばらくの間。
電車の走る音が車内に響く。
まもなく○○駅、を告げるアナウンス。降りようと立ち上がるおじさん。
目が合うといけないと思い、顔をあげずにいたがちょっとこっちを見ている様子。
近づいてくる。
「お嬢ちゃん、学生かい?」
わ、話しかけられた!
「あ、社会人、です」
なんとか顔をあげて答える。
「そうか、これやる」
私のとなりの席に放り投げられる本。
「え?…え、いいんですか?」
ドアが開く。
「男とか女とかは関係ないよ」
おじさんはニヤニヤしながら、一升瓶片手に降りていく。
…もらっちゃった。
どんな本なんだろう。
おじさんとこの本の間のドラマを考えてしまいます。
読まないわけにはいきませんよね。
お見舞い
のために里帰りしました。
昔お世話になった、友人の親戚のおばあちゃん。
苦しいはずなのにゆっくり優しく笑う姿に胸をうたれてきました。
見守る家族の明るさにも。
旦那さんのお母さん、という地位ってよくわからないけど、
家族以上に家族であることもあるのだなぁとしみじみ感じました。
最近「おばあちゃん」に弱いです。
ピーエスオランジュリシアターvol.1『夏の夜の夢』
詳細を、第七のトップにアップしました。
http://www.inter.gs/
開演が19:29なのは、その日が夏至でちょうど日の入りの時刻だから。
夏至の夜、夢の中のようなひとときを過ごしませんか?
ご来場、お待ちしています。
オランジュリでワークショップ。【2】
オランジュリにてワークショップの二日目。
今日は、リーディングをしてみようということで。
テキストは、ブレヒト作『ガリレオ・ガリレイの生涯』。
例によってピーエスのスタッフさんにも参加して頂き。
みなさん、普段全くお芝居とは縁のない生活をされているのに、
突然のお願いにも快く応じて頂けて。
楽しかった、と言って頂けてうれしかったです。
本番では、この場所でしか起こりえない演劇を作りたいと思います。
がんばりましょう。
写真:奥がリーディングをしてるみんな。
手前が演出する亀井さん。