「日記」カテゴリーアーカイブ

布屋さんにあこがれて

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オランジュリでの「夏の夜の夢」の写真を見直していて、
やっぱり布っていいよなぁと。
公演後の片付けでも、たくさんの布をひたすらたたむという作業があり、
心が弾みっぱなしでした。
管理が大変そうなので向きませんが、布を扱う仕事って憧れるなぁ。
布のカタログとかって手に入るものなのだろうか。
いつか自分の手で、布をうまく使ったお芝居がしてみたい。
「夏の夜の夢」の美術は、琴線に触れたのでした。
写真:夏の夜の夢の舞台(上から)
   布がたくさんさがっていたのです

岡林信康チャリティコンサート@熊本市民会館

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紆余曲折を経て、行くことが出来ました。
岡林信康チャリティコンサート@熊本市民会館
すごくすごく良かった。
今の若い人は前ノリは嫌いですか?
エンヤートットかっこいいです。
エエジャナイカ。
アラエッサ。
お囃子を入れるのも楽しかったし。
もう踊りたくてしょうがなかったです。
私、ダンスはよくわからないんですが。
前ノリなら踊れそうだ。
岡林さんが、40年間どんな思いで唄い続けてきたのか
その片鱗を感じることが出来て。
…しかし客層が見事に団塊の世代以上。
若い人、岡林聴いてください。
本当にかっこいいんですよ。
エンヤートットがお嫌なら、昔のものから。
写真:余ったポスター頂きましたよ。

あめのなか、なつのよのゆめ

ということで、夏の夜の夢、終了致しました。
見事どしゃぶり。
足をお運びいただきました皆様、
足下のお悪い中、ご来場誠にありがとうございました。
大・エンタテイメント作品でしたので、
「いつもの第七じゃない!」
とびっくりの方もおられたのでしょうか。
楽しんで頂けたなら幸いです。
ピアノの音の反響が素敵でした。
スタッフの皆様も、無理難題を快く受け止めてくださり。
本当に楽しく公演させていただきました。
ありがとうございました。
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写真:客席(赤・青のバランスボールも椅子として)

『夏の夜の夢』@オランジュリ、終了。

というわけで、終わりました。
足元の悪い中、たくさんのご来場誠にありがとうございました。
とりあえず、世界にひとつしかない『夏の夜の夢』が出来たと思います。
お客さま、ピーエスのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
写真:ロバの怪物のかぶり物をかぶるいしはら。

本番前夜ですよ。

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『夏の夜の夢』本番前夜。
稽古場に集まってネタ出しネタ出し稽古ネタ出しネタ出し…。
楽しくいきましょうね。
写真:イサワとピーエスのスタッフさん。
建築科三人娘。
イサワ…熊大建築科卒
ジングウさん…熊大建築科卒
ナカムラさん…県立大学建築科在籍

【東京二日目】玉手箱@テアトルイワト

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東京二日目です。
今日は、劇団黒テントさんの『玉手箱』を観ます。
と、その前に、スズナリの隣のシネマアートン下北沢という小さな映画館で、
天野天街監督の映像作品を全て上映する、というのがあるみたいで。
これは是非観てから行きましょう ということに。
前日の飲み会で、11:00からの上映会を観て、
そのあと神楽坂で14:00からの黒テントに間に合いますかねぇ?と
色んな人に相談してみたのですが、
みなさん、大丈夫だよ余裕だよ、という回答で一安心。
***
10:00にネカフェを出て、シネマアートンへ。
いやぁ、何度もDVDで観ていた『トワイライツ』が大画面で観れてうれしかった。
音楽も、マリオネットみたいな石丸さんも、大好きです。
『トワイライツ』は、とても良い映画だと思います。
時間的に余裕があると思い込んでいたので、
終演後のトークショウのあとも呑気にアンケートなど書いてから移動を始めたのですが。
そこはやっぱり、知らない土地ということもあり、思った以上にまごまご。
結局会場に着いたのは開演ギリギリでした。
でも間に合ってよかった。
***
『玉手箱』。
もう、心にグサグサとくる作品でした。
ちょうど私が考えていることとフィットしていたというところもあるのかもしれませんが。
働く、ってどういうことなのでしょうか。
『全ての職業は売春である』ではありませんが。
ストリッパーの女の人と、会社のOLさんと、コンビニのレジ打ちさん。
本質的には何も変わらないと思います。
坂口瑞穂さんの戯曲が本当に好きだなぁと思いました。
黒テント、11月には坂口さんの作・演出作品で九州にもこられますので。
(北九州・鹿児島・博多です)
是非観に行きたいです。
黒テントの大好きな役者さん、宮地さんも本当に素敵でした。
素直に、かっこよかった。
色々メールとか電話で移動のご心配をおかけしてすみません、
ありがとうございました。
今度、ゆっくりとお話ししたいです。
***
終演後は、飛行機の時間が迫っていたのでそそくさと帰りました。
そんなわけで、なんだかへろへろした、でも充実した旅でした。
さて、これからも暫く熊本でがんばります。
まずは、今週末の『夏の夜の夢』ですね。
写真:『玉手箱』掲載されているテアトロを買いました。

【東京一日目】双葉のレッスン@スズナリ

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東京に行ってきました。
一日目、流山児★事務所『双葉のレッスン』を観ました。
熊本を出るとき、だいぶあたふたして、
お金は向こうで降ろせばいいや、とか思ってとりあえず下北沢に。
そしたらどこのATMでも肥後銀行、扱ってくれてない。
いくつも銀行とATMをまわって、あぁこれはもうお金がおろせないのかもしれない…
と、絶望的な気分になり、泣きそうになって交番へ行く。
私『お金おろせなくて…かしてくれませんか?』
おまわりさん『交番は銀行じゃありません。』
追い出されました。当たり前ですね。
おまわりさんを困らせるのはやめましょう。
非常識な110番通報も増えてるらしいし。
結果、スズナリの近くのローソンで降ろせました。
本当によかったです。
そして観劇。
すごかったなぁ。
あまの節炸裂。きっかけの嵐、嵐。
ラストはもうせつなくてしょうがなかったです。
地上とは想い出ならずや、ですね、あまのさん。
***
終演後、打ち上げにも混ぜてもらいました。
で、打ち上げが終わるころ明日のソワレを観劇予定の亀井さんが東京着。
あまのさんのはからいで、別の店で飲んでるあがた森魚さんと飲むことに。
(亀井さんと私はあがたさんが大好きなのです)
いやぁ、あがたさんでしたよ。
泥酔するあがたさん、喋ってるあがたさん、眠ってるあがたさん。
をちらりちらりとみれるだけでもう、幸せ。
私は、あがたさんの『春の嵐の夜の手品師』という曲が本当に好きで、
ここ数ヶ月毎日のように聴いているのですが。
せめてそのことだけは伝えたい、と思って
トイレに行こうとするあがたさんをつかまえてみました。
でも、まぁ例によって頭が白くなってしまい、
私『あの、毎日、聴いてます、あの…春の…春の手品の…えーと』
あがたさん『春の嵐の夜の手品師。』
会話終了。ほんとに好きなのかよって感じですね。
でも幸せでした。
そのあともあがたさんのスタッフさんと、あの曲は特別だよね、すごいよね、とか話して。
今日唄ったんだよ、と聴いてなんというかぐっとなりました。
本当に大好きな曲です。
***
で、あがたさんたちとは別れて、別のお店に飲みに。
あまのさん、山田勇男さん、ライターのうにたもみいちさんと吉沢さん、
王者舘の映像の濱島さん、写真家の首藤幹男さん、
というなんかすごいメンツの中になぜかいる私と亀井さん。
楽しかったです。
その日は朝5時くらいまで飲んで、ネカフェ泊。
***
二日目は、追って書きます。

DrinK-永山智行氏日和

阿部さんが晴れを願ってくれましたが、見事どしゃぶりでした。
が、雨の中予想に反し参加者多数。
亀井・阿部が東京に行っておりますので私が戯曲を決めていい!ということで、
もうこれは是非、とこふく劇場の永山さんにお願いして戯曲を提供いただきました。
(突然のお願いに快くこたえてくださり、ありがとうございました)
リーディングしたのは「隣の町」と「空の月、胸の石」。
3チームにわかれてやったのですが、いずれも切り取った15分だけでぐっとくる作品で。
参加者の皆さんからも好評でした。
今回は移動や椅子の向きにも大きく工夫。
自由にやれたのではないかなと。
フィードバックでもちょっとした議論?になりましたが、
やっぱり”リーディング”の線引きは難しい。
でもだからこそ、面白い、ですよね?
個人的には永山さんの作品を色々見れただけでも満足です。
やっぱり、とても”良い”劇作家さんだなと思いました。
と、そんなこふく劇場、7月に熊本で新作公演があります!
転回社で制作行っておりますのでどしどしご連絡ください。
こちらから稽古風景も覗けますよ↓
http://cofuku.cocolog-nifty.com/blog/
7月からは永山さんの戯曲講座開催、劇団石の「トリオ」(作:永山智行)上演も。
こふく劇場、是非一度チェックされてみてください。
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写真:やっと出番盛りをむかえた長靴

運動と精神の関係

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急遽会社のビーチバレー大会に参加しなくてはになり、運動してきました。
なぜか第七には文化系の人間しか集まっておらずnot体育会系精神が端々に感じられるのですが、
実は私だけ中学校3年間バスケ部をやってまして、久々の体育館に心が躍ったりして。
ここ数ヶ月で一番晴れ晴れした顔をしていたのではないかと思います。
運動がこんなに自分の精神にいい影響を及ぼすとは思ってもみなかったなぁ。
「演劇やってるんだから毎日体動かしたりはしてるでしょ?」
「練習で大声出してストレス発散できるよね」
なんてよく言われるのですが、実際は稽古場の関係もありそんなに動けないし声も出せない。
ほんとはもっと、必死に汗流すような青春の場面があった方が健全な精神が培われるのでしょうか?
ま、たまには、ね。