ポケットの中の月。

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本を貰うのって、うれしいです。
自分が、プレゼントとして、本というのは
かなりハードルが高い、と思っているので、余計に。
(まだ本を誰かにプレゼントしたことってないです)
で、貰って読んでいるのが稲垣足穂です。
こういうことがなければ、きっと読まないままだったんじゃないかと。
結果、すごく好きで、
そして内容的にも、もっとこどもの頃に、
せめて10代の頃に読んでいたかったと思いました。
ブリキ製の月、とか
テーブルの上の薄荷水、とか
流星を撃ち落とす…とか。
いつかどこかでみたことのあるような、
でもけしてみたことのない、イメージの喚起。
この歳になっても出会えて良かったと思います。

ゆるりと

他愛ない話を、紫川です。
宮本駿一、という歌手(アーティストというのでしょうか)さんがいます。
その人の声が心地よくて、宮本さんのラジオを聴くと瞬殺で寝ることができ、ありがたい存在です。
人の話し声で眠くなる、というのは困りますけど。
劇団四季の「鹿鳴館」を映像で見たとき。
セットも衣装も凝っていて豪華だったし、ミュージカルじゃない四季というのも新鮮で面白かったのです。
ただ朝子役の女優さんの声が(すごく個人的ですが)苦手でした。
自分の発する声は、全然正確に分かってないし客観的に聞いていたくないです。
録音したものを聞くとげんなりします。
他人の声は、無意識に脳内で『好き嫌い』を分類したり、気づいたらしてますね。
舞台やアニメを観ても自分にとって苦手な声に出会うと…平たく言うと「テンション下がる」。
ということが良くあります。
逆に好きな声には興奮しすぎで…。
役者さんだと、藤原竜也さん、中山祐一朗さんとか。
声も武器というか、すごく力を持ってることをしみじみと。
声は自分ではどうしようもないからと開き直ってしまいますが、せめて言葉遣いや話し方に気をつけていなければ。

整理整頓

劇団引っ越しも佳境です。
分類+分類。
並べ替えます。
ラベルを貼ります。
稽古場をいい空間にしたいです。
何事も最初が肝心。
“最初”は妥協せずにやらなければと思います。
自分の家も最初にもっときれいにしておけば・・・
とりあえず生活できれば、でスタートしてしまうとだめですね。
絶対早いうちにもっと機能的な家にします。
とりあえず資料はきちんと分類しておきたい。
せめてもの、というか気晴らしに花なんかは飾ってます。
それすら埋もれたり、はしないように。。。
稽古場はもうすぐ。
みなさん、是非一度足をお運びください。
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