ポケットの中の月。

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本を貰うのって、うれしいです。
自分が、プレゼントとして、本というのは
かなりハードルが高い、と思っているので、余計に。
(まだ本を誰かにプレゼントしたことってないです)
で、貰って読んでいるのが稲垣足穂です。
こういうことがなければ、きっと読まないままだったんじゃないかと。
結果、すごく好きで、
そして内容的にも、もっとこどもの頃に、
せめて10代の頃に読んでいたかったと思いました。
ブリキ製の月、とか
テーブルの上の薄荷水、とか
流星を撃ち落とす…とか。
いつかどこかでみたことのあるような、
でもけしてみたことのない、イメージの喚起。
この歳になっても出会えて良かったと思います。

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