「日記」カテゴリーアーカイブ

福岡-八千代座-熊本

3連休、みなさんいかがお過ごしでしたか?
私は行って来ました、一日一芝居。
金曜は福岡、非・売れ線系ビーナスさん。
土曜は八千代座、劇団黒テントさん。
日曜は熊本市内、劇団石さん。
それぞれ趣向の違う舞台だったので
続けて観ることでそれぞれをより楽しめた気がします。
黒テントさんは今もツアー真っ最中。
今日も福岡、それから京都・大阪・郡山・金沢、と。
詩的で、でもけして表面的ではなくて、
とても苦しくて切なくて楽しい舞台でした。
是非可能な方はご観劇を。。。
と、余談ですが日食らしいですね。
体験できるといいな…。
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※写真は八千代座入口。
 こういうチケット売り場って
 存在にもう物語性がある気がしていいですね。

黒テントさん、八千代座

ご無沙汰してしまいました。
今週末は演劇三昧!
金・土・日と観劇予定です。
土曜はあの黒テントさんのお芝居を八千代座で、です。
楽しみ。
公演情報は下記の通りです。
*****
劇団黒テント
『新装大回転玉手箱』TOUR
熊本公演 in 八千代座
昨日と今日の
あたしは違うって言うけど
あなただって随分違ったわ
角度は違うし早さも違う
跳ねるのなんて初めてじゃない
クルクルクル
ああ大回転
どちらがそちらでこちらがあちら
確立変動 玉遊び
出しすぎちゃってごめん
作:坂口瑞穂
演出:出演俳優陣
音楽:磯田収(ex モダンチョキチョキズ)
◆場所
熊本県山鹿市山鹿1499
八千代座
日本を代表する劇場で、若い黒テントが暴れる。
◆日程
7月18日(土)
19時開演
※開場は開演の30分前
チケット料金
一般前売 3,500 円
学生前売 2,500 円
一般当日 4,000 円
学生当日 3,000 円
*****
おすすめです!
皆さんも是非。。。

鳥の劇場「剣を鍛える話」

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土曜に団員みんなで宮崎へ。
鳥の劇場「剣を鍛える話」を観劇。
作・魯迅。
圧倒されました。
絶えることのない緊張感。
視覚、聴覚、感覚。
しっかり遊んであって、けれど緻密で。
ちゃんとわかるように浮き立たせて、抑えて。
眉間尺を演じられた中川さん、凄かった…。
特に後半が軽快で好きでした。
すごくバランスが良かったというか。
今回は元々が奇怪なお話でしたが、
鳥の劇場さんのもっと別のお芝居も観てみたい!
写真は「鳥の劇場通信」という機関紙?で、
ロビーで配られていたもの。
色んな公演の写真が!
さらに観たい気持ちが増しました。
中島さんがポストトークで言われた、
「未来を豊かにするために、劇場に足を運んでください」
にぐっときましたよ。

飛ぶ劇場の、銀河鉄道

実は先週末行ってきました。
飛ぶ劇場「睡稿、銀河鉄道の夜」
北九州プレビュー公演。
すごく良かったです!
大手町練習場、
その部屋だけ全く別の空間になったようでした。
お客さんとの一体感。
照明が入ったらまた全然違うんだろうなぁ。
うたがすごくよかった。
いつも思うのですが、
CDとか、作ってほしい。
そしてラストがとにかく良かったです。
もともと好きなお話だけど
なるほど飛ぶ劇の銀河鉄道、でした。
今週は札幌公演。
お近くにお住まいの方は、是非、です。

演劇と音楽と、を気軽に

週末のことですが、県立美術館へ。
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ルネサンス-バロック-ロココ。
時代の変遷が絵に表れるのが面白かった。
宮廷画家、という存在。
ロビーでコンサートがあっていました。
すごく素敵な空間で。
あ、ここで演劇的なこともやってみたいな、
と思ったのですが…。
音楽はどこででも、誰でも楽しめる気がします。
「誰でもきいたことのある曲」は結構ありますよね。
学校教育に取り入れられているから共通の教養たり得る。
でも現代の演劇で、「みんなが知っている演目」なんてない。
途中から見ても楽しめる、というのも難しいし。
知っている話なら途中からでも楽しめるのか?
なおかつ年齢問わず楽しんでもらえるもの…。
童話とかをモチーフにしたらいいのかな。
とか考えてました。
考えが足りないなぁ…。
でも、足りなくてもそういうこと考えていかないとですね。

ちはさんライブ

昨日は宮崎こふく劇場女優・上元千春さんのライブでした!
河原町のADOさんにて。
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すごい良い場所でした。
熊本にこんなところがあるなんで全然知らなかった。
近くの路地とかも、ほんとすごく良い。
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制作は阿部さん(雨傘屋)。
おつかれさまでした。
ライブ。
「上元千春」
という存在にとにかく惹き付けられる、そんなライブでした。
演劇舞台でのちはさんとは違う、
でもまぎれもなくその人である、
そんな”一人”の存在がそこにありました。
…また行きたい。

サルトル、サルトル

サルトルを勉強したいです。
「私の可能性」「まなざし理論」
詩的なところもいい。
のにすごく厳しいというか…分析が徹底していて。
粉々に砕いて再構成。
普遍的なことって、ありふれているからこそ
明確に理解するのが難しいですが、
それをきちんと分類して
言語化して一つ一つ立ち上がらせているというか。
まだまだ全然理解できていないので
具体的な発言は割愛。
サルトル、生き方もかっこいいしな。
戯曲もたくさん書かれているそうで。
それも読みたい。
「実践」
未来の全体へ向かって現在の状況を
「乗り越える」弁証法的な世界への関わり

夏の麦茶と王者舘

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いつも水なのでたまには…と買ってみたのですが麦茶。
うまい。
「懐かしいもの」の代名詞ですよね。
先日読み合わせをした「くだんの件」に麦茶が出てきてちょっと気になっていたのです。
天野さんの作品はいつも「懐かしい」気がする。
ロジカルだけどセンチメンタル。
知的に感傷的というか、個人的で客観的というか。
突き詰めて裏返る感じ。
…何を言ってるのかよくわかりませんね。
少年王者舘、今年は本公演されるそうで。
観に行きたいなぁ…。

岸田國士をよむ

最近第七では岸田國士ブームです。
この間の稽古では
「古い玩具」「驟雨」「灯ともし頃」…
一気に色々と読み合わせしましたよ。
言葉がしゃんとしていて素敵です。
現代の会話って言葉を尽くして行われる気がしますが、
無駄な言葉が一切省かれている、という印象。
関係や心境の微細な変化が
台詞一言一言でスッっと表現されていく。
ので、理解が追いつけなかったりするのですが
あ…さっきのこういうことだったのかな、
とか後で思えたりして面白いです。
数年後にまた読んだら、
解釈とか受ける印象が全く違うんだろうな。