「日記」カテゴリーアーカイブ

【演劇大学】オープニング講座終了。

演劇大学のオープニング講座
『シェークスピアと遊ぼう!』無事終了しました。
遠くは埼玉からの受講者の方もいらっしゃって、
たくさんの出会いに恵まれた三日間。
本当に楽しかったです。
楽しい、って大事なことだなと改めて思いました。
普段は、お芝居やっていて楽しいことばかりじゃないので
こういう機会に思い切り楽しむことができて、ありがたかったです。
講師の流山児さんの、こうアイデアが溢れ出ている感じがすごく刺激的でした。
七緒さんが『言うことがころころ変わって困る』と仰っていましたが、
そういうところも含めて創る人、っていう感じです。
***
演出希望と俳優希望の組み合わせで3チームを編成して、
戯曲の抜粋部分を発表会に向けてとにかく作る!
というのが今回の講座。
3チームの演出家さんは、
普段は役者さんだったりで演出初体験の方も多かったのですが、
皆さん健闘されていましたよ。
会場を
和室→コンサートホールホワイエ→正面玄関前
と移動しながらの発表会。
知り合いや通りすがりの人などたくさんの方に観ていただくことができました。
***
個人的には、木内里美さんと初共演できて嬉しかったです。
(木内さんは、流山児さんと同じ早稲田小劇場ご出身なのです。)
来週は、いよいよ本講座開始です。
受講者まだまだ募集中ですよー。
happyou
写真:2チーム目の発表会場のコンサートホールホワイエ。
カサをあしらうのは木内さんのアイデア。
日本演出者協会熊本ブロック

お早めにお召し上がりください

mp3プレイヤー買いました、紫川です。
手塚治虫創作の秘密、という映像を見て。
〆切に追われて追われて、苦しんで苦しんで産み出す。
デビューして40年、画力の衰えとかスランプに悩みながらも。
「アイデアだけならバーゲンセールできるほどあります」
「まだ折り返し地点。あと40年はやりたい」
なんて、かっこいいんでしょう。
睡眠時間一時間でも頑張れる、その原動力はどこから?
続けられること、がすごいです。
倒産して借金取り来たら、自分ならもうくじけそうですけど、借金とりを待たせて漫画描いてた、なんて。
その情熱は…。
大阪が心のふるさとだったそうで。
行くと元気になれる、慰められる場所。
そういう場所があると強いのかもしれないですね。

【演劇大学】開講!オープニング講座&発表会のお知らせ

http://jdak.org/archives/31
ということで、開講しました。演劇大学2007in熊本。
流山児祥さんの講座は、日曜日の発表会に向けてみんながんばってますよ。
シェイクスピアの傑作コメディ『夏の夜の夢』の抜粋を3チームに分かれて演じます。
よろしければ是非観に来て下さい!
—-
演劇大学2007in熊本 A講座発表会
『夏の夜の夢』
(シェイクスピア作・松岡和子訳 ちくま文庫「夏の夜の夢」より)
■日時
5月13日(日)
15:10縲鰀
■場所
熊本県立劇場 和室
■観覧料
無料
■お問合せ
info@jdak.org
daigaku
写真:歌稽古に励む受講者の皆さん。

5月の風

今日はチョークの初顔合わせ的な稽古でした。
どうなるのかやっている方も楽しみだったりするような、作品です。
お楽しみに!
個人的な話を少々。
うちの会社の屋上からは、海が見えます。
長崎行きのフェリー。
天気もいいし、気温もちょうどよくなってきていて。
ふらっと行ってみたくなります。
フットワークの軽い人でいたいですね。
今週末はいよいよ演劇大学。
色々と目白押しで楽しい気分です。
明るくね!

ミュシャ展を。

5日、のこされ劇場≡さん観劇の前に、
同行者の提案で
福岡アジア美術館で開催されていた
アルフォンス・ミュシャ展を観に行きました。
実は、ミュシャの絵は有名な1、2枚しか知らなくて
そんなに好きじゃなかったのです。
あまりに精緻過ぎる気がして。
でも、今回の展覧会に行けて良かった。
誘ってくれた同行者に感謝です。
なにごとも食わず嫌いは良くないですね。
可憐で、優美で、うっとりとした時間を過ごしました。
しかし、すごい人出でしたね。
日本人は好きだろうなぁ、という感じがしました。
同時開催されていた「インドの現代絵画」展も良かったです。
改めて、時代を映す鑑だなぁ、と思いましたよ。
あ、館内のカフェで食べたココナッツ・カレーが美味しかったです!

『OTO』仕込み

劇団きららさん『OTO』福岡公演仕込み@西鉄ホール。
この規模の仕込みに関わるのは久々です。
物量も多いし、でドキドキしてましたが、
夕方にはほぼ仕込み終わり、場当たりをはじめることができました。
明日は一回きりの本番。
私は観ることはできませんが、
きっと良い舞台になることでしょう!
oto
写真:場当たり後、だめだしを受ける役者のみなさん。

蒲団

のこされ劇場≡さんの「蒲団」を見てきました。
ポストパフォーマンストークも含め、
作品全体を通して[感性]というものを考えさせられたりしました。
本人と役者、会話と台詞、現実と芝居。
表現として出すこと。
何をどう使うか。
感性と理性と、やり方は色々ですね。
福岡はやはり演劇が盛んなのだなと思います。
今日のお客さん、満員でしたが、
のこされ劇場≡さんの作品を観るのは今日が初めて、
という人が大半だったようで。
それでも人が集まる。
集める力もある。
明日はきららさんの仕込みです。
福岡の日々はもう少し続きます。

三月の5日間。

チェルフィッチュ『三月の5日間』
イムズホールにて。観てきました。
去年、何度となく映像で鑑賞した作品が、実際に目の前で繰り広げられている
という事態に、単純に感動。
やっぱり、おもしろかった。
普段演劇を観ない…というか、
むしろ敬遠している人たちにも受け入れられ易い作品なのではないかと。
その人たちが、演劇のどういうところが苦手なのかにも、よるとは思いますが。
映像で観たときよりも数倍、メッセージ性を強く感じてしまいました。
自分の精神状態にもよるのでしょうか。
やっぱり、『愛と戦争』のお話だと思います。
等身大の。

チョーク キャスト

第14回公演「チョーク」に、
劇団きららの前田さちさんが客演してくださることになりました!!
さちさんと言えば、先日の劇団きらら「OTO」熊本公演での熱演が記憶に新しいですね。
今も、5月7日の「OTO」福岡公演に向けて稽古を重ねておられます。
芝居に対する真摯な姿勢と、溢れるエネルギーは大きな魅力。
稽古場にも新しい風がふくのではと、期待しています。

口笛吹きぬ

GWだ、大型連休だ、紫川です。
6月1日~3日に、福岡でJ.A.シーザー氏によるワークショップが開催されるとのこと。
すごく面白そう…。
予定が入っていて私はいけませんが、なぜ行けないんでしょう…。
寺山修司が好きとか安易に言えないんですが、その作品に出会ったときの衝撃ったらなかったです。
特に全編見たわけではないのに、少年が都会へ売られた豚を探しに行くドラマが強烈で…。
舞台作品から映画から、全然忘れられないです。
腐臭漂うというか、画面から何ともいろんなにおいがするように感じて、後味のざらざらしたようなかみ砕けない感じがしてとても素敵です。
生であることとか、そういうの全部飛び越えて押しのけて迫ってくる鮮烈さはどこから来るんだろうと、ずっと分からないです。…話が逸れました。
大体J.A.シーザーという単語だけでパンクしそうなんだから、受けられなくてよかったのかもしれないですね…。
いつぞや採用担当者が、研修受けたからって仕事ができるようになるわけじゃないと言ってました。
ワークショップでも、受けたから何か分かったりできるようになったりするわけじゃないし。その後自分が何をやっていくかだから、そこは当たり前ですけど忘れないようにしたいと思います。