『TOKYO芝居探検隊ー小劇場ハンドブック』という本があります。
80年代の小劇場ブームを支えた週刊誌?『初日通信』
というところが編集している本です。
今はもう絶版なのかな。
おもしろいので、興味のある方は古書をあたってみてください。
ところで。
引っ越し準備がなかなかすすまないのは、
発掘した本とかをいちいち読んでしまっているからなんですが。
上記の本をあらためてぱらりとめくって、
『金が全ての世の中で、採算を度外視した行為、それが芝居だ。』
というでかでかとしたコピーを読んで、ちょっと凹む。
いやまぁ。
その通りなんですけど。
採算とろうと思ったら、チケット料金1万円とかになってしまいますけど。
本文を読んでみて、まぁ時代を感じました。
この本、初版が90年ということは、
まぁバブル絶頂の時代に書かれていたんでしょうか。
今や、やるほうも見る方も貧乏なんですよ。
全国民中産階級意識は、もうほとんど存在しないのではないでしょうか。
どうでしょう?
わかりませんが少なくともわたしのまわりではそうです。
こんな状況で芝居なんかやっていていいんだろうか。
こんな状況だからこそ芝居をやるんだろうか。
答えは風の中でし。
ぶろーうぃんいんざうぃんどです。
何いってんだ。