5月の風

今日はチョークの初顔合わせ的な稽古でした。
どうなるのかやっている方も楽しみだったりするような、作品です。
お楽しみに!
個人的な話を少々。
うちの会社の屋上からは、海が見えます。
長崎行きのフェリー。
天気もいいし、気温もちょうどよくなってきていて。
ふらっと行ってみたくなります。
フットワークの軽い人でいたいですね。
今週末はいよいよ演劇大学。
色々と目白押しで楽しい気分です。
明るくね!

ミュシャ展を。

5日、のこされ劇場≡さん観劇の前に、
同行者の提案で
福岡アジア美術館で開催されていた
アルフォンス・ミュシャ展を観に行きました。
実は、ミュシャの絵は有名な1、2枚しか知らなくて
そんなに好きじゃなかったのです。
あまりに精緻過ぎる気がして。
でも、今回の展覧会に行けて良かった。
誘ってくれた同行者に感謝です。
なにごとも食わず嫌いは良くないですね。
可憐で、優美で、うっとりとした時間を過ごしました。
しかし、すごい人出でしたね。
日本人は好きだろうなぁ、という感じがしました。
同時開催されていた「インドの現代絵画」展も良かったです。
改めて、時代を映す鑑だなぁ、と思いましたよ。
あ、館内のカフェで食べたココナッツ・カレーが美味しかったです!

『OTO』仕込み

劇団きららさん『OTO』福岡公演仕込み@西鉄ホール。
この規模の仕込みに関わるのは久々です。
物量も多いし、でドキドキしてましたが、
夕方にはほぼ仕込み終わり、場当たりをはじめることができました。
明日は一回きりの本番。
私は観ることはできませんが、
きっと良い舞台になることでしょう!
oto
写真:場当たり後、だめだしを受ける役者のみなさん。

蒲団

のこされ劇場≡さんの「蒲団」を見てきました。
ポストパフォーマンストークも含め、
作品全体を通して[感性]というものを考えさせられたりしました。
本人と役者、会話と台詞、現実と芝居。
表現として出すこと。
何をどう使うか。
感性と理性と、やり方は色々ですね。
福岡はやはり演劇が盛んなのだなと思います。
今日のお客さん、満員でしたが、
のこされ劇場≡さんの作品を観るのは今日が初めて、
という人が大半だったようで。
それでも人が集まる。
集める力もある。
明日はきららさんの仕込みです。
福岡の日々はもう少し続きます。

三月の5日間。

チェルフィッチュ『三月の5日間』
イムズホールにて。観てきました。
去年、何度となく映像で鑑賞した作品が、実際に目の前で繰り広げられている
という事態に、単純に感動。
やっぱり、おもしろかった。
普段演劇を観ない…というか、
むしろ敬遠している人たちにも受け入れられ易い作品なのではないかと。
その人たちが、演劇のどういうところが苦手なのかにも、よるとは思いますが。
映像で観たときよりも数倍、メッセージ性を強く感じてしまいました。
自分の精神状態にもよるのでしょうか。
やっぱり、『愛と戦争』のお話だと思います。
等身大の。

チョーク キャスト

第14回公演「チョーク」に、
劇団きららの前田さちさんが客演してくださることになりました!!
さちさんと言えば、先日の劇団きらら「OTO」熊本公演での熱演が記憶に新しいですね。
今も、5月7日の「OTO」福岡公演に向けて稽古を重ねておられます。
芝居に対する真摯な姿勢と、溢れるエネルギーは大きな魅力。
稽古場にも新しい風がふくのではと、期待しています。

口笛吹きぬ

GWだ、大型連休だ、紫川です。
6月1日~3日に、福岡でJ.A.シーザー氏によるワークショップが開催されるとのこと。
すごく面白そう…。
予定が入っていて私はいけませんが、なぜ行けないんでしょう…。
寺山修司が好きとか安易に言えないんですが、その作品に出会ったときの衝撃ったらなかったです。
特に全編見たわけではないのに、少年が都会へ売られた豚を探しに行くドラマが強烈で…。
舞台作品から映画から、全然忘れられないです。
腐臭漂うというか、画面から何ともいろんなにおいがするように感じて、後味のざらざらしたようなかみ砕けない感じがしてとても素敵です。
生であることとか、そういうの全部飛び越えて押しのけて迫ってくる鮮烈さはどこから来るんだろうと、ずっと分からないです。…話が逸れました。
大体J.A.シーザーという単語だけでパンクしそうなんだから、受けられなくてよかったのかもしれないですね…。
いつぞや採用担当者が、研修受けたからって仕事ができるようになるわけじゃないと言ってました。
ワークショップでも、受けたから何か分かったりできるようになったりするわけじゃないし。その後自分が何をやっていくかだから、そこは当たり前ですけど忘れないようにしたいと思います。

お休み

GWって4月末から合わせての呼称なんですね。
土曜は佐藤信さんの「絶対飛行機」を抜粋リーディングしました。
抜粋の仕方でも、配役の仕方でも、演出の仕方でも、
本当に幾通りにも楽しめる戯曲で。
そういうのを、いいホンというのかな、という気もしたり。
また時間をかけて取り組んでみたい作品です。
さて。
今日、明日の小休止をはさんで、3日からは福岡三昧。
先日またチェルフィッチュさんの「3月の5日間」にちょっと触れて、
さらに期待が深まってます。
楽しいGWになるといいな。