日出る処

我是日本人、紫川です。
日本の文化を紹介する番組で、文楽特集がありました。
人形のカシラから手足のカラクリ、太夫や三味線について詳しくやっていて面白かった。
自分は日本人と言ったって、何にも知らないんだなぁと思いました。
三味線の方が一生懸命英語で案内していく様を見て、複雑な気持ちに。
私は日本文化、について英語で紹介できるほど分かってない。
身についてないんですね。
それは英語力の問題じゃないなぁと。
どれだけ英語を勉強したって、それを使って伝える内容がなかったら意味ないですよね。
野田秀樹さんが、「英語を喋りながら日本的な動作ができない」
と言っていて、それは妙に納得しました。
英語を喋る時と、日本語を喋るときって全然体の感覚が違う。
堪能ではないのであてになりませんが、以前海外に行ったとき思いました。
様式や型って、音楽もそうですけど、共通言語だと思います。
ルールを知っていれば、言葉とか分からなくても楽しめる。
バレエとか歌舞伎とか。
でも演劇は言葉が大事で。
言葉遣いや方言だけでも不快になる方もいますし。
ミュージカルはいいけど、言葉はもちろん文化とか共有してないと『何でここで笑いが??』
ってことになりますよね。

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