第五回 まむしの道三 / 信長 KING OF ZIPANGU

信長 KING OF ZIPANGU 「第五回 まむしの道三」
ロミオー!!
石田、歴女への、道!!
第五回目じゃーーー!!
前回の平手切腹も屁とも思わないのか、
鷹狩を楽しむ信長。
そんな阿呆の噂は他国にまで広まり、美濃国は稲葉城、斉藤道三の耳にも入ってきます。
うつけの噂が本当ならば攻めるべきだが、一方で信長が続けて勝ち戦をしていることも無視できない。
道三は一度、信長と直接会うことにします。
稲葉城から便りが那古屋城に届き、道三の娘、信長奥方の帰蝶は嬉し。
しかし、道三の腹が読めない信長は疑り、二人はここでも対立します。
ただ、「まむしの道三」の異名を持つ舅に一度会ってみることも面白い、信長は道三と会うことにします。
さて、会見当日
会見の場は寺内町である正徳寺
寺内町っていうのはお寺が中心となって治めているわけですな。
どこ勢力からも自立している、みたいな。
石田は日本史がむちゃくちゃなので…。
ダメだ寺内町が気になるよ。
まあいいや。よかないけど。
で、先に着いたのは道三。
道三は信長の通り道であろう山道の脇にある鶏小屋に隠れます。
信長一行の様子を伺うためにね。
しかし、信長一行は一向に現れない。
イライラする道三家臣とそこは大物道三。じっと待ちます。
そしていよいよ現れた信長一行、その様子ときたら!
ダラダラと歩き歩調揃わず、旗もグラグラ。
そして出てきた信長、相変わらずの軽装、頭も髷じゃなくて後ろでくびっている様子。
これを見て道三はがっかり。
「噂以上(のうつけ)じゃな」と思います。
さて、正徳寺についた信長ですが今度は出てくるまでが遅い
イライラする道三家臣は痺れを切らして直接信長に文句を言おうとします、道中で寺に向かってる様子で舐めてるから。
彼が信長の部屋に行こうと廊下をズンズン進んで行くと、向こうから、先ほどとまるで違う、格好も正装で、なんと頭を剃って髷まで出来てる!
つい信長を見くびっていた道三家臣はさっと脇に避け頭を下げます。
道三もこの演出が気に入ったかニヤリとして席に着きます。
対面した道三と信長
道三、まずは一献。
に、信長酒は性にあいません。
ほほう、やっぱり我らが信長。
まあなんとなく話し始める両者。
帰蝶はどうか、お子できぬなら返して下さってもよいですぞ。
と、道三。ちょっと構える信長に道三は探らなくともよい。と。
むー道三の方が上手なのかしらん。
と、話が尾張の様子についてになると、道三、清洲討つならば手を貸してもよい、と言い出す。
しかし、信長は内内の話にて自分で方をつけると。
それより気がかりは今川義元と信長。
道三は万が一のときは長いものに巻かれろと。
これに信長は犬畜生に成り下がることはできません、と。
道三どのは犬畜生になれますか?
なれるとも。わしはマムシの生まれじゃ。
これに信長も「某、うつけの生まれにござる」と高笑い。
似たもの同士じゃ、道三。
で、ちょっとセンチな交響曲が流れて道三が「若いのう、羨ましい限りじゃ」と呟き、「今川動けば、兵を出そう」と約束する。信長は深々と頭を下げます。
ていうかめちゃくちゃ場面が短い!
短い時間の間にこんなことになるとは(^^;;
ともかく、どうやら信長の演出が効いたようですね。
若いのう、とか結構飛び道具っぽいけど妙に説得力があって。
道三には息子がいて信長と比べてしまうとか、道三が老いを感じてるとか、今までの蓄積で納得するものだなあ。まる。
さすがですよ田向先生!
はて、信長は道三を味方につけましたが、一方あのイエズス会の宣教師たち。
こちらも出会いがあったようで、
ルイス・デ・アルメイダとかいうポルトガル人日本滞在中の貿易商人がイエズス会に入りたいとやって来ました。
この人は今後西洋医学を持ち込むらしいです。今はハッ、ハッハッという乾いた笑い声が印象的なぐらい。
このね、
ただこのシーンでルイス・デ・アルメイダが持ってきたチーズや燻製を食べるんですね。久しぶりの地元のご馳走。
で、次のシーンは道三のところに里帰りをした帰蝶が道三の前で泣いているところにルイス・フロイス(ナレーション)が
「どうして人は故郷を忘れられないのでしょうか、私も生涯忘れられませんでした」となるわけです。
このテンポのよさ!
イエズス会と貿易商人という同郷の者の再会、故郷の味、里帰りを許された帰蝶、ルイス・フロイスは二度故郷に帰れないのじゃないかという予感。
故郷というもので上手く情報を提示してるわけですな。
特に帰蝶里帰りを挟むのがすごい。
妻、つまり人質を里帰りさせるのをぱっと入れることにより信長と道三の信頼関係を感じさせます。
しかも今回なんだか道三が老いを感じまくりで懐かしいなあーってノスタルジーかんじだから唐突じゃないし。
ははあ、ですよ。ははあ!
さて、なんやかんやでノスタルジーで終わるか、と思いきや!
終わらないのがまた憎い。
助けてくれ! 殺される!
ザンバラ髪にボロボロの若者が那古野城に
向かってくる。
この少年、清洲城にいる守護の息子でなんと、守護代に襲われたとか。
その清洲城では、今まさに守護が守護代にやられそうなところ。
「守護殿自害されよ! 守護の時代は終わりましたぞ!」
で結局、守護代が手を掛ける。
人を切るのに慣れていないのか、浅く滅多斬り。うげー。
さて、来週は清洲決戦の様子。
どうなるのかしら
それではみなさん、
Ate’ breve obrigado!
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