3月レポート:その2

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さてさて遅くなりましたが、
「ギキョクキクキカク」
2日間で一気に8作品、計10回のリーディング公演!というこの企画。
ほんとに、驚く程盛り上がりました。
土曜の仕事が終わって急いで向かったのですが、
県立劇場の地下に降りてびっくり。
たくさんの人・人・人!
一瞬会場を間違えたのかと思ってしまいました。
参加型のイベントというか、他の作品の出演者も観客になるので、それだけでも客席がぎゅうぎゅうに。
そしてまたびっくりなのは、参加者に初めて見る人が多いこと!!
演劇なんて初めて!という方が本当にたくさん役者として参加されていて。
あぁ、こんなに「やってみたい」と思われる方々がいらっしゃるのかと。
胸をうたれる思いでした。
しかもどの作品もそれぞれに面白かった。
厳しく言えば、
上演時間や趣向が区々なことや、初参加の方が多い・稽古期間が短い、等で
「公演」としては検討の余地があったと思うけれど、
それでもこんなにたくさんの人が、こうやって演劇に触れられたことはすごいことだと。
私は思います。
ちなみに私は日曜の亀井演出「夢見たモノは。」に出演しました。
この作品は土曜にも亀井が全く違う演出で上演。
戯曲ってきちんと要素を押さえていれば遊べるんだなぁと。
8人の演出家さんそれぞれの表現方法も、
「リーディング」の可能性・意義を考える糧になりました。
とまぁ、とにかく色々詰め込まれた2日間だったのでした。
写真:「夢見たモノは。」上演台本表紙(第七・伊澤作)。
気持ち悪くなりそうなのが良いです。

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