きちんと帰省・最終日。

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昨日はしゃぎすぎたのもあってか、体調よくなく。
一日寝て過ごしていました。
実家だと、おそろしいほど静かだし、台本も進むかなと思っていたのですが。
ずーっと心がざわついていて、結局書けませんでした。
ふしぎなものだ。
雨の音、風の音、虫の音、風が木々の葉を揺らす音。
ここにはすべてがあります。
なんてにぎやかな、静寂。
明日は熊本に帰ります。
写真:豊後高田市の昭和の町で購入、なつかしのわんこのり。
のりを使い切った後は、貯金箱として再利用できるすぐれもの!

きちんと帰省・4日目。

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帰省4日目。
9年ぶりに中学時代の友達と会いました。
mixiってすごい。
みんなそれぞれ大変な思いを抱えて生きていて、
でも話してると中学時代と全然変わってなくて。
こんなところに書いてもしょうがないようなことで、さんざん盛り上がって
すごく楽しかったです。
また、ときどきこうやって会いたいものです。
***
実は今回の帰省のメインイベントは、地元の盆踊りの取材、だったのですが。
書いている戯曲の素材にしたいなと思って。
雨で延期を繰り返し、結局参加はできませんでした。
…が、家族に協力して貰い、太鼓と口説きの入ったカセットを入手。
振りは母親が踊れるので、まぁ問題ないです。
良かった。
***
写真:母校の中学の門前にある文具店。
甲斐商店 → KAI MISEへと、ハイカラな進化を遂げていました。中身は変わってませんでした。
余談ですが、こういうお店は商品の入れ替わりが少ないので、
もう製造してない文具とか置いていたりして、マニアにはたまらない感じです。

きちんと帰省・3日目。

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3日目というても、これは昨日のことですが。
家族と、豊後高田市に行きました。
豊後高田市は、商店街に昭和30年代の賑わいを取り戻そうという町づくりをしているのです。
てろてろと歩いてまわりましたが、
個人の所有物を寄贈した博物館?がいちばん楽しかったなぁ。
当時のおもちゃ、お菓子のおまけ、雑誌、映画のポスターが…千点以上あるのかなぁ。
展示されていて。
心の中できゃーきゃー言いながら見て回りました。
写真:撮影はしてよかったみたいなので。赤塚さん『おそ松くん』表紙のまんが少年。

きちんと帰省・2日目。

帰省二日目です。
家の周囲を歩いてまわりました。
こどものころ、近所の友達と、街から来た従姉妹と、
ころげまわって走り回った田んぼや小道。
ずいぶん変わってました。
田んぼは手入れが行き届かず荒れ放題。
きれいだったのにな。
地区の神社にも行きました。
小学生の頃はここでラジオ体操をしていた。
かろうじて敷地内は手入れがされてました。
2か月に1回、掃除をしているそうです。
***
変わらないものなんてない。
たまに帰省して、色々思うのは、私の身勝手なんでしょう。
だって私は、もうここでは暮らせないのです。
***
変わってしまった地元をみていて、
なんだか ここからはじまる みたいなことを思いました。
あ、精神論的な意味ではなく。
伝説上の動物であるフェニックスは、
宇宙の中で火に焼かれ消滅と再生を繰り返す。
もしかしたら、あの長い遠い日の夏は、はるかな未来の出来事なのかもしれません。
あ、変なことかいてますね。
あはは。

きちんと帰省

今日から実家に帰省します。
1年に1回帰るか帰らないかという感じだった地元に、
ちょっと思うところがあってきちんと帰省したいな、と。
18歳のころ地元を離れて、9年間。
出て行くときには生まれ変わりたいと思っていた、
きちんと向き合ってこなかった、この地元。
私の故郷は大分県杵築市北杵築の船部地区。
山と田んぼしかなくて、お店も1件もなくて、
もよりのバス停まで徒歩で20分。
市の中心部までのバスは一日に3本。
本物の田舎です。
楽しいことがたくさんあった、
嫌なこともたくさんあった、この土地も
どんどん過疎化が進んで、今あるのは18戸、
住んでいるのは高齢者ばかり。
あ、なくなるんだ。
遠くない将来、ここはなくなる。
昔人が住んでいたんだよ、と言われるところになってしまう。
とにかく色々なことを考えたくて、
今回はじっくり帰省、です。

ひっそりと

トイカメラをはじめております。
もう失敗の連続ですが…楽しいです。
holga120N。
取説とか、つっこみどころが満載な感じです。
正方形の写真が撮れるのが楽しいです。
上手くなったらそのうちアップとかします…。

いまどきのわかもの

所用ででかけて、いまどきのわかものにまみれてきました。
さいきんファミレスとかで本を書いたり打ち合わせをしたりしてるんですが、
隣の席に集団で座られた日には『うるせぇなぁ』と思わずには
いられないような、10代のひとたちです。
実際にコミュニケーションをはかってみると、
お互いになんとか共通点を見いだそうとしている、というか
その状況がおもしろかったです。
良いひとたちでした。
基本的には、まぁ話あわないんですけど。
若さの特権ですよ。

どうしてこんな。

今 書いている本が上がるまでは逝かないで欲しかった人が
逝ってしまいました。
植物状態だったとはわかっていながら…
なんだかこれじゃ時流に乗ったみたいじゃないか
とか考える自分も吐き気がするほど嫌なものです。
いや、今のところ上演の予定もない本なので
別に自分で自意識過剰になっているだけですね。
ああ、でもショックでした。
故人のご冥福をお祈り致します。

猫の斃死

今日のはただの日記です。
そして楽しい内容でもないのすが…
打ち合わせに出かけようとしていたら、
アパートの敷地内で仔猫が死んでました。
眠るような格好で、ひっそりと。
外傷は無かったのでたぶん病気だったんだと思います。
ああ、この炎天下の下に置き去りにしていると悲惨なことになる…
と思って、でもどうしたら良いかわからず、取り敢えず保健所に電話してみようと、
保健所の電話番号を聴くために市役所に電話。
電話受付でこれこれこうなんですが、と事情を説明したら
あーそれは保健所じゃありませんね、と
市の廃棄物処理課に電話つないでくれました。
で、犬猫の死体って、道路上じゃないと回収にきてくれないんですね。
ぎりぎり道路と敷地のちょっと敷地側だったのですよ。
でも、結局、すこし移動して道路に出しといてくれたら、
回収に行きますよ。
と言ってくれたので、ゴム手袋をはめて少し道路に押しやりました。
時間がなかったので、私が出来るのはここまで。
あの猫、生ゴミとして処理されるんでしょう。
埋めてあげればよかった。
でも、どこに?
****
私は小さい頃から猫と一緒に暮らしていたので、
猫には他の動物とは違う、すこし人間に近い感覚を感じてしまいます。
それは私の育った環境がそうさせるのであって、
もし私が猫を家畜として扱う環境で育っていたら、平気で猫を食べるでしょう。
今だって牛や豚や鶏は食べるのです。
それは『文化の違い』であって、良いとか悪いとかではない。
わかっていながら。
動物愛護ってなんだろう。
愛玩動物と家畜の違いってなんだろう。
どうして人間だけがそれに線を引くことが許されるのだろう。
いや、許されてはいないと思う。
こういう矛盾を抱えながら、今日も生きているわけです。
他の動物の命をいただいて。