猫の斃死

今日のはただの日記です。
そして楽しい内容でもないのすが…
打ち合わせに出かけようとしていたら、
アパートの敷地内で仔猫が死んでました。
眠るような格好で、ひっそりと。
外傷は無かったのでたぶん病気だったんだと思います。
ああ、この炎天下の下に置き去りにしていると悲惨なことになる…
と思って、でもどうしたら良いかわからず、取り敢えず保健所に電話してみようと、
保健所の電話番号を聴くために市役所に電話。
電話受付でこれこれこうなんですが、と事情を説明したら
あーそれは保健所じゃありませんね、と
市の廃棄物処理課に電話つないでくれました。
で、犬猫の死体って、道路上じゃないと回収にきてくれないんですね。
ぎりぎり道路と敷地のちょっと敷地側だったのですよ。
でも、結局、すこし移動して道路に出しといてくれたら、
回収に行きますよ。
と言ってくれたので、ゴム手袋をはめて少し道路に押しやりました。
時間がなかったので、私が出来るのはここまで。
あの猫、生ゴミとして処理されるんでしょう。
埋めてあげればよかった。
でも、どこに?
****
私は小さい頃から猫と一緒に暮らしていたので、
猫には他の動物とは違う、すこし人間に近い感覚を感じてしまいます。
それは私の育った環境がそうさせるのであって、
もし私が猫を家畜として扱う環境で育っていたら、平気で猫を食べるでしょう。
今だって牛や豚や鶏は食べるのです。
それは『文化の違い』であって、良いとか悪いとかではない。
わかっていながら。
動物愛護ってなんだろう。
愛玩動物と家畜の違いってなんだろう。
どうして人間だけがそれに線を引くことが許されるのだろう。
いや、許されてはいないと思う。
こういう矛盾を抱えながら、今日も生きているわけです。
他の動物の命をいただいて。

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