後でするから後悔、紫川です。
この前ニュースで、男性の裸とかの写真集についてわいせつかどうか
というのをやっていた。
結果的に最高裁判決では、わいせつ書籍にあたらないということらしかった。
サド裁判を思い出し、これも時代性を反映してるのかなという感じだが。
まぁ、大体判例とか読んでも裁判所の判断基準ってよく分からない。
こればかりは、一生理解不能に違いない。
芸術性の有無、とか曖昧なもので、これはこうである、と判断しなければならないというのは
大変だろうな。
価値を決めたり、判断基準を作ったり、評価を下すことって。
間違ってはいないだろうか、これでいいのかとか苛まれそうだ。
誰でも日常的にそういう判断をして取捨選択しながら生きてるわけだけど…。
捨てたものがダイヤだったと後で気づくこともあるだろうね。
「何かを得れば何かを失う。二つとも手にいれようだなんて、土台無理な話さ」
あさぎり夕の漫画であったなー。
桜花けふよく見てむくれ竹のひとよのほどに散りもこそすれ
坂上是則
月別アーカイブ: 2008年2月
残業
お久しぶりです、嶋生です。
仕事に追われつつ「雛」を終えました。
と思ったらまた残業の日々。
大したことやってないから申し訳ない。
しばらく稽古はおやすみ。
だけどこのままじゃ蓄えられないんじゃと少し心配です。
「残業」ってぱっと見るとすごく業が深い感じで怖いですね。
骨まで愛して
いちご大福こわい、紫川です。
某歌劇団の今年の初舞台生に、悠ではるかと読む名前の人がいて、
おぉと思いました。
それはさておき。
弟と墓場鬼太郎を鑑賞しました。
本当に既成概念の崩壊でこういうのをカタルシスというのかと。違うかもしれませんが。
鬼太郎に対する何もかもがふっとんだ。
鬼太郎はニートだったんか…
墓場鬼太郎の原作そのままで、日曜朝からは絶対放送できない。
絶望しつつ癒されるって言うんですかね、崩壊とともに安心が来る。
先に「鬼太郎像」というのが構築されているから、それを否定するようなものが
新鮮で気持ちいい。
絶望先生とか、絶望的な世界が展開されてることで開放される感じ。
ネガティブなものを堂々と吐き出すことで、安定するというか。
溜めるのはよくない。
朝な朝なけづるとすれど黒髪のおもひ乱るるすぢぞ多かる
鵜殿余野子