『雛』ばなしですが。
個人的に『雛』の日々で一番熱かったのは小道具探しでした。
色々あって完全には間に合わなかったところもあるのですが…
(手作りする予定だった新聞、作れませんでした)
でも、小道具ってなんて地味で重要で楽しいポジション、と初めて思いました。
亀井さんの戯曲を上演することが多く、
彼の作品は小道具って極端に少ないので
その重要さを経験せずに今までいたのですね。
『雛』は時代もの?ということもあり、
それっぽい小道具を探してまわるの楽しかったなぁ。
特にキューピー。
昔ながらのキューピーって、今玩具屋さんとか雑貨屋さんには
ほとんど置いてないんですね。
みんな着ぐるみ着てたり頭に芽が生えてたりマヨネーズのケースに入ってたり。
顔も、なんかハイカラだし。
諦めかけていたのですが、母親の
『手芸屋さんに置いてあるかもよ』とのアドバイスに従って
老舗手芸店に行ってみたら、
大小5種類くらいのキューピーを発見しました。
あの瞬間は、短く叫んでしまいました。
今ではすっかりキューピーファンです。
ただしレトロキューピー限定です。