ライフ・アフター・パンクロック

ちょろっと立ち寄った稽古場で、
ケラさんのエッセイ『ライフ・アフター・パンクロック』をみつけて
(第七の主宰氏は高校生の頃からの有頂天ファン)
ぱらぱらと読んでいたらおもしろくてつい読破。
雑誌のコラムだったというだけあって、
時代の空気感が濃厚で
私は80年代の音楽・映画・お芝居とかほとんどリアルタイムで体験していないので
感覚的にわからないことも多いのですが。
それでもおもしろい。
なにより今の私と同い年くらいだ、というところに感慨。
有頂天やって劇団健康やってナゴムレコード主宰して。
借金を抱えて。
巻末小説がものすごくセンチできゅんとします。
ケラさんの、あの独特の
グロさとセンチさ
マニアックさとポップさ
の同居ともいうべき感じが堪能できて、楽しい本だと思います。
絶版だそうなので、古本屋でみかけたら是非。

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