CMでみると何でもおいしそう、紫川です。
ラーメンズのDVDを見ました。
ひーひーなるほど笑うって気持ちが良いですね。
あと計算された台本、言葉、役者が。
ある単語を連呼してるだけ、とか、出てきただけで既に面白いとか。
マイムが上手いとか技術的に高いものを駆使してたり、間、とか構成を計算しているのは分かるんですけど。
それを感じさせる割合が上手いという印象です。
あざとさとかなく、素直に笑える。
計算しつくされているのに、展開とか読めてたとしても、その斜め上を行かれているような。
非日常を描くのではなく、非日常世界に住んでいる人を描いていると言われているのを聞いて。
なるほどというような。
完成度が高いという言葉がよぎります。
根っこがちゃんとしてるから、コントだけじゃなくて芝居とか映像とか色んな展開をしてもゆるがないということなんでしょうか。
枝を伸ばしても枯れることなくどんどん吸収して、栄養が各枝の末端まで行き渡っていく。
小説家でも、この文章は絶対この人が書いてるな、という世界を持っているものですが。
マンネリにならないで新しいものを生み出すって生半可なことじゃないですよね。
すごいなぁ。