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転回社通信

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ある日テレビをつけると

マーティンスコセッシ監督が、今村昌平監督について熱く語っていましたよ、紫川です。

今村監督については楢山節考くらいしか知らなかったのですが。
豚と軍艦という映画の一部が流れていました。

最後の方で、銃声に驚いてトラックの荷台から、逃げ出すんです。
大量の豚が。
なんで豚なんだろうと、思っていたら、スコセッシ監督が
「他国(アメリカ)に侵略されて、というような暴力性が…」
うろ覚えですがそんな風に解説されていて。

あと赤い殺意も一部見れました。
妻が一人のときに強盗に強姦されるのです。
そのあと「死ななければ…」とぶつぶついいながら台所に立つ。
でもいつのまにかがつがつ飯を食っているのです。
まさに人間、という感じです。

白黒映像で、暗いところで無表情なのに目だけがぎょろぎょろとぎらぎらと光っている、というのは怖いです。
頭でどんなに何を考えようと、体は生への執着を見せる。
そういうのは閉鎖空間とか戦争状態とか、緊迫した、特別な状況で現れると思いがちでしたが。
それがお台所で、というのはすごい感じがします。

松竹にいた時に、小津安二郎監督の助監督をされていたそうです。
脚本を書いていたら、小津監督に
「汝らはなぜうじ虫ばかり画くのか」
とかそういうことを言われたと。
そのとき今村さんは、一生うじ虫を撮り続けると決めたという。
うじ虫…。

→ AとBと一人の女

リーディング。
『昏睡』が終わり『AとBと一人の女』へ。

『昏睡』リーディングはやはり実りの多いイベントになりました。
とにかくやってみる。

21日の「若葉の輝き」でも、またリーディングを行います。

今年は「知的自転車」と銘打って、リーディングイベントを多数開催していく予定です。

場所。時間。人。
全体で一つの作品。

戯曲によって、演出によって、取捨選択されるものが違う。
ので、やっぱりちょっとしたイベントにもきちんと制作は必要なのかなという気がしました。

全体を把握できる器を自分の中に養いたい。
器になる、というよりも。
まず謙虚に勉強できなくては。

さて、次回の知的自転車。
面白い戯曲は一筋縄ではいかない。
ということで今回もなかなか容易い走行ではありませんが、
その分楽しめるものが出来上がっています。
21日をお楽しみに。

ため息

最近脳の劣化が著しい、紫川です。

池田秀一さんの著作「シャアへの鎮魂歌 ~わが青春の赤い彗星」を読みました。

機動戦士ガンダムでシャア役をされている池田さんが、自身の俳優人生と共に、シャアについてガンダムについて書かれているのです。

池田さんがシャアについてもご自身についてもこんなに語っていらっしゃるのは初めてではないかと。

ガンダムとかシャアとかについては長くなってしまうので、他で語るとして。

本当に文章には人柄が表れてしまうものです。
池田さんの文章は優しくて素直で、もらい泣きをしてしまうような、池田さんのリズムが感じられて。

俳優としてのストイックさになるほど!と思わされ、反省させられたり…。

声のお仕事をされる以前の話もすごいのですが、声優仲間や仕事に関するエピソードなんかは、ぐっと、ぐぐっときますし。

役者が何か役を、どんな役を演じていたとしてもそれは自分なんだという。
引き出しを増やすことが目的なのではなくって、パターンにはめ込まないで、自分自身の芝居をもつことが大切だということを話されていて。

わかばでもそうですが、いろんなひとがそれぞれの考え、演劇観?をもって違う方向を見てやっているわけですけど。

確かな経験に裏打ちされた言葉は、やはりずっしり重いですね。
そういう重みは、真摯な姿勢で取り組まれてきたからこそと。

役者修業は人間修行というけど、最後は人格、人柄、人とのつながりに集約されるというのはなるほど真理です…

「昏睡」

急ですが、公開リーディングやります!
「トリオ」でおなじみの、宮崎こふく劇場・永山智行氏の戯曲です。
7つの短編を、第七インターチェンジの亀井・伊澤二人で演じます。

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第七インターチェンジ 公開リーディング

「昏睡」

作:永山智行
演出:嶋生薫理
出演:亀井純太郎
   伊澤睦

日時:3月11日(日) 17時頃縲鰀
場所:熊本県立劇場 1階ロビー

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無料ですので、みなさんお気軽にお立ち寄りください!

演出、というものを初経験中。
これからもどんどんリーディング等のイベントを開いていきますので、
よろしくお願いします。

クマエン、見学。

さて、今月21日に迫っております若葉の輝き

先日に引きつづき、今日は参加団体のひとつ、
熊大演劇部の稽古を見学に行きました。

私も熊大演劇部出身。
稽古場に行くと、なんとなく懐かしい気分になります。

今回クマエンが上演するのは、
第七インターチェンジの亀井さんの戯曲『線路』。
初演は2005年、東京のこまばアゴラ劇場主催『冬のサミット』に参加した作品でもあります。
私は制作を担当したこともあり、いろいろと思い入れのある戯曲です。

演出は、村上精一くん。
クマエンと夢桟敷に所属、活発に活動している若手のひとりです。

***

稽古を見て。
テキストに誠実に、でも必要以上に束縛されずに演出されているように思いました。
あぁ、そうくるのね、っていうところもあって。
おもしろくなりそうです。
若葉の輝きブログ

senro

写真:キャストのクマエン吉岡ちゃん、きららの瞳ちゃん。

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