WIPということ

『チョークα』にご来場ありがとうございました。
制作過程を公開する、ということについてもっと考えたいなと思いました。
「出来てるとこまで見せますよ」というやる側のスタンスを
きちんと観に来る人にも提示して行かんとな、と
なんか当たり前のことですけど…。
たとえば、本番ではあり得ない(というかあっちゃだめな)
役者が場面をとばして、演出がとめてもどしたり、というようなことも
WIPではあり得るわけです
α版を観られた方で、そういうのが逆に楽しかったという意見が出て
新鮮なかんじがしました。
一方で、絶対に完成品しか観たくないし観せたくない、
って人も当然いるのでしょう。
本番を観に来て頂く、というだけでそれはもう
作品に参加して頂いているということなのはいうまでもありませんが、
もっともっと深く関わってみたいという方にはおすすめできると思います。
事後のディスカッションは必須だし、
意見が反映されてもそうでないにしても、
そのひとりが確実に作品を支えているといえると思うのです。
うまくまとまらないな。
もうちょっと考えてみます。
とりあえず、今週末にβ版をやります。
よろしければ是非。
***
sora
写真:稽古場付近から、空。
稽古場は入り組んだところにあって、路地好きにはたまらないと思いますよ。
そんなあなたも是非遊びにきてくださいね☆

「WIPということ」への2件のフィードバック

  1. 見る側に対してもWIPという方法を十分周知する必要もあるでしょうね。
    どういった意見を言って良いのか、製作者側からお客さんにある程度誘導的な質問を用意したり、言いやすい雰囲気を作ったりと、意見を引き出す必要もあるかと思います。
    現状、亀井さんの長い話を聞いて終わりな部分もありますので。
    また、それらの意見を受けて実際に戯曲をどう変えていくか、などあらかじめ製作者側で段取りや意識の共有も必要でしょうし。

  2. なるほど!
    確かにディスカッションの雰囲気作りが大事ですよね。
    どうしてもシーンとしちゃったり。
    長々と解説しちゃったりしますもんね。
    製作側での意識の共有必要ですね。
    ありがとうございます。

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